ひぐらしカメラ 2

カナダのビクトリアに居住。写真、音楽、釣り、映画。

Pictorial photography 2

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Lumix GF1 + Kern Switar AR 25m f1.5

 

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Lumix GF1 + Kern Switar AR 25m f1.5

 

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Lumix GF1 + Kern Switar AR 25m f1.5

 

 

Kern Switar 25mは古いしかもムービー用のレンズなので、一見、その写りは低コントラストで4隅もは色が暗く落ち、何かボヤーとした印象。しかもマイクロフォーサーズのボディに付けてる関係上、絞りは少しでも絞ると、画面の隅は真っ黒に落ち込んでしまい、絞りは開放しか使えません。そんな不便なレンズなのですが、うまくハマった場合は、その描写トーンは自分が求めていたPictorial photographyにとてもマッチします。

 

ただ、色調補正をしっかりと施さないとその素材は全くと言っていいほど生きてきません。オリジナルの素材は色調も地味で、lawファイルをオープンした段階では、はたしてこれは使えるのか?と落胆することが本当に多いのです。実際、使えないショットも数多く生まれますしね。補正の作業としては、Photoshopのカーブ、カラーバランス、レベルなど色調補正のツールを使ったり、また古い紙のテクスチャーなどを素材に透過させたりして、徐々にイメージを浮き彫りにしていきます。

 

Photoshopは長い間、アップデートせずにCS4を使っていたのですが、昨年、マシンを買い換えた後アドビにサブスクリプションを申し込み、やっと最新版を使える状況となりました。Photoshopはしばらくアップデートしてないうちに様々な機能が追加されており、当初、ちょっと戸惑いましたが、最近、やっと慣れてきたところです。law現像は以前Lightroomを使っていたのですが、今はPhotoshop付属のCamera lawがとても使い勝手がよくなり、Lightroomを立ち上げることもほとんどなくなりました。自分の場合、現像だけでイメージを最終まで追い込むことはしないので、PhotoshopとCamera lawの連係がスムースなのは助かりますね。

 

 

Today’s Music 2

 

ボサノバが好きで割と年中、聴いてます。女性のボーカルではアストラッド•ジルベルトが一番好きかな。彼女の声はサラっとして、暑苦しくないのでボサノバにリズムにぴったりです。ボサノバって、熱唱型の歌手はダメですよね。小野リサもアストラッドの歌い方に通じるところがあって、こちらもよく聴きます。アストラッドの元旦那のジョアン•ジルベルトが小野リサのアルバムでゲストで歌ってたりしてますから、別れた奥さんの面影を見るのかも知れません。