Fisherman’s wharf #2
フィッシャーマンズ•ワーフの一角というか、ほぼ3分の1にあたるスペースにはウォーターハウスがあります。一般の人が住んでますし、その一部はレストランやB&Bなどの宿泊施設にもなってます。ウォーターハウスの集合体はシアトルなどにもありますし、北米ではさほど珍しくはありません。デッキからカヤックを出しての朝の海上散歩や、それこそリビングルームから竿を出せば釣りも出来ます。水辺が好きな人にはこれ以上の環境はないでしょう。
時々、新聞などで売りに出ていますが、思った以上に高くないという印象。ただ水上というスペースの関係上、家のサイズはかなり小さいです。昨今、流行りのタイニーハウスに近い感じでしょうか。問題はここのフィッシャーマンズ•ワーフの場合、レストランやフィッシュ•マーケットに隣接してるため、常に多くの観光客が家の周りにいることです。家の中をのぞき込んだり、カメラを向けたり、シーズン中はほぼプライバシーの確保は難しいと思われます。
それでもシティのほぼ中心に位置し、水上タクシーの発着場もありますし、新鮮な魚がすぐ手に入るフィッシュマーケットは目の前。この便利なロケーションと水上生活が手に入ると思えば、シーズン中の観光客のことは目をつぶるという人もいるのではないでしょうか。10月を過ぎるとツーリストは激減しますし、翌年の5月までのオフシーズンは比較的静かだと思われます。
Today’s Music 16 | FKJ
FKJはフランスのパリをベースに活動するプロデューサー、ミュージシャンで元映画関連のサウンド•エンジニア。最近、多い単独でルーパーを使って多重録音するスタイルですね。ミュージシャンとDJ、プロデューサーなど職種の垣根がどんどん取り払われてきて、才能とやる気があればたった一人でもサウンドをクリエイト出来るという訳。FKJのアルバムは、単にビートをデジタル•レイヤーするだけではなくて、ある種のストーリーを連想させ、そこにフランス人らしいエスプリを感じます。映画音楽を作っていたことと関係があるのかもしれません。このクリップは制作のハウ•ツーを紹介するものですが、彼が多彩な楽器を駆使する様子がよく分かります。