ひぐらしカメラ 2

カナダのビクトリアに居住。写真、音楽、釣り、映画。

Vintage Monotone

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Olympus OM-D E-M10 II + Kern Switar AR 25m f1.5

 

モノクロ現像に関しては、様々なアプローチがあります。最初からモノクロ設定で撮ることも、カラーで撮り現像でモノクロに変換することもできます。私はカラーで撮ってモノクロにする方法をチョイスしてますけど、まあ、それは好みでしょうね。モノクロ好きの方で、最初からモノクロ縛りで撮りたいという人の気持ちもわかります。ただカラーで撮った場合、全ての色味を個別にコントロールし、それを微妙にモノトーンの反映させることが出来るので、写真表現の幅が広がるのは確か。

 

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Olympus OM-D E-M10 II + Kern Switar AR 25m f1.5

 

多くの人はPhotoshopか、Lightroom、それか各社の現像ソフトを使うことになると思います。私の場合は、Photoshopを使用してますが、通常のB&Wの機能を使用せず、プラグインのソフトであるSilver Efex Proを使用。これはNik Collectionというプラグイン•ソフトの中のひとつ。Nik Collectionについては別の機会に一度詳しく書きます。

 

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Olympus OM-D E-M10 II + Kern Switar AR 25m f1.5

 

Silver Efex Proの良さは、仕上がりサンプルを豊富に見せてくれることで、クラシック、ビンテージ、モダンなど、モノトーンのバリエーションをレシピとして多数完備してます。好きな方向をザッと選び、自分の好みに微調整することが可能なので、闇雲に各種スライダーをイジって成り行き次第で現像という形よりも効率的。自分の写真素材にマッチしたフィルターをチョイスすることが大切で、見た目のインパクトだけを狙っても、元素材にその力が無ければバランスに欠けます。

 

今回の写真は、オールドレンズのKern Switar 25m を使ってますので、素材はコントラストが低くビンテージ風モノトーンに最適。オールドレンズ遊びは、写真を撮った後の現像プロセスでも拘ると、遊びの質がワンランク上がります。

 

 

Today’s Music 26 | Tokushi Yun 

Yunさんは北海道在住のカリスマ•フライフィッシャー。私も一応、フライフィッシャーなので、ブログを通じてお付き合いさせてもらってます。その昔、音楽のプロとして活動していた時期もあったとか。最近、また機材を手に入れて音楽制作を再開なされたということで、この機会に新作を紹介させて頂きます。音はとてもシンプルで、意識的に曲を展開させずに、同じパターンのリピートである種の高揚感を導きだすというスタイル。結構、好きかも。アルバム出来たら是非、欲しいです。

 

 

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