ひぐらしカメラ 2

カナダのビクトリアに居住。写真、音楽、釣り、映画。

Square

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Sony A7 II + Super Takumar 50mm 1.4

 

ここのところ正方形で写真を仕上げるケースが増えました。私の場合、撮影の際には通常のファインダーで見える比率に収まるように撮ってますが、編集の際に正方形にトリミングしています。私はノーマルで撮影する段階で、出来るだけシンプルに余計なモノを削ぎ落とした状態で構図で撮りたいタイプなのですが、そこから更に削ぎ落とす作業を正方形で行うわけです。この作業が妙に面白くて、ちょっとハマってしまている状態。その理由としては、最初の撮影時に見えていなかった新しい構図を発見する面白さでしょうか。

 

撮影時に自分では要素を絞ってるいるつもりでも、案外に絞り切れず妥協して画面に収めてしまってることが良く分かります。この作業は実は望遠レンズで撮影する作業を編集段階でしてるということなのですけど、基本的に標準の50mmをメインに使っている私にはこういう方法しか無いわけでして。そう考えるとズームレンズを使いこなすということは、このような視点の変換を求められる訳で、とても難しいことなのではないかと思ってしまいます。初心者には取り敢えず便利なズームレンズをお勧めします、なんてとても言えません。

 

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Sony A7 II + Super Takumar 50mm 1.4

 

そんなことを考えてるうちに、今まで毛嫌いしていたズームレンズを使って見るのも悪く無いかも..と思い始めたりしています。ひとつ、問題があるとすれば、レンズが暗くなる為、ボケる写真を撮りにくいということでしょうか。それとレンズが大きくなること。私がズームレンズズを使うのでしたら、コンパクトなマイクロフォーサーズのボディに付けたいかな。それか、コンデジという手もありますよね。最近、1型センサーを搭載したズームレンズ付きコンデジソニーパナソニック、キャノンなどから出揃っています。これらのカメラは画質もそこそこみたいですし、手に入れたら便利すぎて、今まで使っていたカメラの出番が無くなる可能性もあります。

 

 

 

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