ひぐらしカメラ 2

カナダのビクトリアに居住。写真、音楽、釣り、映画。

Seascape

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Sony A7 II + SMC Takumar 135mm 3.5

 

レンズは135mmなんですけど、自分の中にこの距離の感覚を持ち合わせていません。元々、遠い対象を手元に引き寄せるような写真は自分の領域外ですし機材もありません。取り敢えず、遠くのものにピンを合わせて撮ってみたものの、望遠で寄ろうとしているのに、何故か引いたような構図になってしまいます。距離的に寄り切れていない訳ですけど、でもこれも135mmの使い方としてはありなのかも知れませんね。風景写真としては一応、それなりに着地していると思います。

 

F値を8まで絞り、ちょっとシャープな写真を狙ってみました。ピントが外れるのを極力防ぐ意味合いもあります。夕暮れ時に絞り8でも手持ちで撮れるのは、やはり手ぶれ補正がかなり効いてる証拠。それにしてもピント拡大機能の恩恵は、我々マニュアルフォーカス派には本当に大きいですよね。特に望遠レンズでは2段階目まで拡大するとその恩恵が大きいです。もう一段拡大出来ると嬉しいのですけど、ヴューファインダーの性能とも関係してくる問題なので、画像の精密さをキープす流のが難しいのかも知れませんね。

 

 

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Sony A7 II + SMC Takumar 135mm 3.5

 

 

Today’s Music 74 | Charlie Byrd

 

チャーリー•バードはすでに故人ですけど、ボサノバ•ギターの大御所。スタン•ゲッツとのアルバムが大ヒットしましたが、それ以外にも膨大なアルバムを残しています。テクニックを見せつけるようなスタイルではなくて、その曲に合ったリラックスした雰囲気を醸し出すタイプ。それ故に聴き込んで行っても、飽きが来ないという特性があります。私の場合、例えばジョー•パスなどの凄腕のテクニシャンはそう長くは聴けません。最近、Apple Musicから彼の昔のアルバムを発掘しては、聴いてみるという作業を繰り返してますけど、やはり良いです。安心できます。特にジョビンの曲をやってる彼がもっとも彼らしいですね。