ひぐらしカメラ 2

カナダのビクトリアに居住。写真、音楽、釣り、映画。

Channel #5

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Sony A7 II + SMC Takumar 135mm 3.5

 

ここのところ海峡ではサーモン•フィッシング用小型ボートが目に付きます。趣味でサーモンを釣る人たちのボートで、ゆっくりと左右を行ったり来たりしてトローリング。基本的に1年を通じて沿岸部ではサーモンが釣れるのですけど、あちこち回遊しているためフィッシングのポイントは1年を通じて変化しています。フィッシャーたちは魚探を使ってその群れを追ってるわけです。最近は、このエリアが回遊ポイントのようですね。

 

何度か友人に誘われてボートで釣ったことがありますけど、私はフライを使って川でサーモンと対峙する方が好みですね。ルアーを沈めたら後はただビールを飲みながらアタリがあるまで待ってるだけで、ボートの釣りはスポーツ性はほとんどありません。まあ、そういうイージーさがこちらの人には向いてるのかも。サーモンのアタリも向こう合わせで、サーモンがルアーを見つけて喰いつけば掛かってるという感じです。のんびりと海を眺めることを目的に、運が’良ければサーモンも釣れるというスタンスでしょうか。

 

ひとつメリットがあるとすれば、釣ったサーモンを持ち帰ることが出来ること。私はキャッチ&リリースの川でサーモンを釣ってますから、普段、家にはサーモンを持ち帰らないのです。フレッシュな天然のキングサーモンやコーホーサーモンの味は、鮮度が違うので店に並んでいるものよりもやはり上ですね。観光客向けのツアーもあり、半日で多分一人350ドル前後はすると思いますが、向こうはプロなので必ず釣らせてくれるようですよ。ツーリストが釣ったサーモンは勿論、持ち帰ることが出来ますけど、でかいサーモンをホテルに持ち帰っても処理に困ってしまいます。なので大体はガイドにプレゼントするようですね。