ひぐらしカメラ 2

カナダのビクトリアに居住。写真、音楽、釣り、映画。

Beacon Hill Park

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Olympus OM-D E-M10 II + Kern Switar AR 25m f1.5

 

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Olympus OM-D E-M10 II + Kern Switar AR 25m f1.5

 

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Olympus OM-D E-M10 II + Kern Switar AR 25m f1.5

 

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Olympus OM-D E-M10 II + Kern Switar AR 25m f1.5

 

ビーコンヒルパークは私の住んでるところから5分ほどのところにある大きな公園。長方形の形をしており、ニューヨークのセントラルパークに似てます。自然のまま雑木林を残し散歩用の小道を整備して小さな動物園などもあります。南側の海に面したエリアは高台になっており、海を見下ろすことが出来ます。この高台は私のお気に入りの場所。この日は久しぶりに小さなシネレンズをオリンパスのボディに付けてこの公園の南側の高台を歩きました。園内の桜の木にはもう小さな蕾が膨らんでいて、ポツポツと咲いてるものも見られます。

 

私が使用しているケルン•スイターはARというタイプでXRに比べるとグルグル回るボケ効果は少し抑えられてます。比較的素直な描写をしてくれるので、長年使っていても飽きがきませんね。ちょっとでも絞ると四隅が極端に落ちるので常に絞りは開放状態。口径が小さいのでNDフィルターは使用できず晴天の日は使い難いレンズなので、主に曇りの日に使ってます。少し寄ってボケを狙うことも出来ますし、普通に引いて撮ってもクラシカルなトーンをキープしつつキメの細かい描写をしてくれます。

 

オリジナルの画像はコントラストが低いので当然彩度も低くなりますが、逆に格好の色調補正の素材となります。補正の方向としては、低い彩度を無理に上げていくようなことは画像を劣化させるだけなので極力避けます。低いクラシカルな彩度の中でバランスを整えるような考え方ですね。ピクトリアル系に特化させる場合は、画素そのものを荒らすこともあるので、画像を劣化にはこだわらずトコトン行くケースが多いです。今回はオリジナルの画像を尊重してバランスを整える方向で処理しました。Adobe Bridgeでコントラストを抑えめに現像、Photoshop内のプラグ•インColor Efect Pro 4のフィルターを2、3使ってます。極力、画素が荒れないフィルターを選んでますけど、何れにしてもフィルターの使い過ぎには注意が必要ですね。

 

 

Today’s Music 95 | Stacey Kent

 

How insensitiveという曲が好きで、Youtubeでこのタイトルをみると取り敢えず聴きたくなります。スティシー•ケントも良いのですけど、このビデオで使われてるモノクロの写真がすごく良いのですよ。多分、60年代のヴォーグとかのファッション誌からだと思うのですけど、男女ともモデルの雰囲気が素晴らしい。現代のモデルと違い、クラシカルな美しさに溢れています。