ひぐらしカメラ 2

カナダのビクトリアに居住。写真、音楽、釣り、映画。

Morning Frost

f:id:matsu2012:20200225225220j:plain

Sony RX100

 

f:id:matsu2012:20200225225253j:plain

Sony RX100

 

最近の海辺の散歩のお供はRX100。「撮りたい欲」が気薄で、かと言って手ブラだと不安という時の御守りみたいな存在。実際、撮るつもりがなくても、朝というのはそれだけで光がマジックなので、チャンスに出くわす可能性は案外に高いのですよね。このカメラは光量が足りない早朝でも、夕方でも、とりあえずLawでさえ押さえておけば、ポストプロセスで絶対に何とかなる、という信頼感があります。写真2枚目は、暗部がかなり不安でしたが、現像してみればしっかりと芝生に降りた霜まで描写してくれてます。

 

まあ、ボケは難しいのですけど、私の場合、どうしても欲しい場合、ボケを入れた方が雰囲気が良くなると判断したケースではPhotoshopのLens Blurを使います。範囲を指定する際にFetherを300pxほど入れてスムースに効果が入るようにすると比較的自然に見えますね。先日アップしたAfter Rainの上部の道はボケてますが、これなどは典型的な使い方です。ただ厳密にはレンズが作るボケではなくてBlurなわけですから、軽くボケの気分ね、という肩の力を抜いた使い方が正しいかも。まあ、そんなん、フェイクやんけと突っ込んでくる人もいるかもしれませんけど、まあ、そんなことは本人も分かってます。そんなところも含めての写真遊びということで。

 

 

f:id:matsu2012:20200225225326j:plain

Sony RX100

 

 

 

Today’s Music 100 | Red Garland Trio

 

ピアニストのレッド•ガーランドの名盤で1957年にリリース。私はこのアルバムを高校生の時に初めて聴いてジャズ•ピアノに開眼しました。チョイスされた曲、その端正なグルーヴ感に溢れた演奏、ほんとにビ•バップの教科書的なアルバムだと思います。これからちょっとジャズを聴いて見たいという人にお勧め。今回、久しぶりにジャケット写真を眺めて見たのですけど、本当に素晴らしい。ビルの壁にアルバム•インフォが白いチョークで書かれているのですけど、この手書きのタイプフェイスがとても味があります。NYモダンアートの革命児バスキアの絵の雰囲気。レンガ部分、縦に書かれたGO RED GOがまた良いではないですか。