ひぐらしカメラ 2

カナダのビクトリアに居住。写真、音楽、釣り、映画。

Harbor Victoria

 

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Olympus OM-D E-M10 II + Voigtlander Nokton 25mm 0.95

 

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Olympus OM-D E-M10 II + Voigtlander Nokton 25mm 0.95

 

先日、市内のハーバー沿いの散歩道を久しぶりに歩きました。例年、この季節はツーリストで賑わうハーバーエリアは地元の人がポンポツと散歩している程度でガラガラの状態。快晴の昼間、特に最も有名なホテルであるジ•エンプレスの前に通行人がいない光景というのは現実離れしています。ジ•エンプレスの左手にはフェリーの発着場があるのですけど、ここもアメリカとの行き来がストップしたままでガランとしてます。そのまま散歩道を左に進むとロイヤル•リーフというこれまた有名なホテルの前を通るのですけど、エントランスに人影は無く、全ての部屋のカーテンは閉まってました。高級ホテルほど海外の客に依存してますから、国が海外からのツーリストを受け入れない限り苦しい状態は続きます。

 

そのまま歩き続けるとお馴染みのフィッシャーマンズ•ワーフへ。ここでオープンしていたお店はフィッシュ&チップスの有名店Barbsだけで、しかもピックアップだけでフィッシャーマンズ•ワーフ内のテーブルは使えません。それでも4、5組が店先で並んでいたので、さすがに老舗店だけにこんな状態でもしっかりと売り上げを確保している模様。私は市内のフィッシュ&チップスのお店を試して見たのですが、ここのが一番好きですね。先週もネットで予約して時間に合わせて受け取り、近くの公園で家人と食べたのですけど、あいかわず美味しかったですね。ここは揚げ方が上手くて、カラっとして軽いのです。その後、フィッシャーマンズ•ワーフを左手に折れてダラスロードを海岸沿いに歩いて帰ってきました。普段、ハーバーの散歩は人混みとセットになるのですけど、正直、今回はとても快適な散歩でしたね。

 

 

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Olympus OM-D E-M10 II + Voigtlander Nokton 25mm 0.95

 

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Olympus OM-D E-M10 II + Voigtlander Nokton 25mm 0.95

 

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Olympus OM-D E-M10 II + Voigtlander Nokton 25mm 0.95

 

さて。カナダ各地で経済の再オープンへ動き出しています。レストラン、美容室、クリニック、その他一般のお店も一部制限が付きますが、順次再開させていく模様。私が働くフレームショップはどうなんだろ?まだ連絡は貰ってませんが、オープンしても仕事量がすぐに戻る業種とは思えないので、ちょっと様子を見るのかも。絵の額縁を制作依頼することは、暮らしの基本が戻り少し余裕が生まれてからの事という気がします。休業補償は4ヶ月のうちすでに3ヶ月を受け取り、あと1ヶ月分残ってますので、オーナーとしては売り上げが戻らない状態で以前と同じ給料を支払うのは苦しいので時間稼ぎをしたいところかも。こちらも働き出したら当然休業補償は受け取れません。これは年度末の納税証書が国のサイトにリンクされるので、誤魔化しが出来ないからです。結果的に後から税金という形で返還させられるでしょう。私としては働き始めても良いし、もう少し遊んでいてもどちらでも良いという感じで、これはとても恵まれていると思います。働きに戻る場所も無い人も多くいますからね。

 

そう言えばアメリカでは休業補償があまりに良すぎるので、職場がオープンしても戻らない人が多くいるそうです。例えばレストランで働く若い独身の人だったら、国から週に600ドルで月2400ドル支払われて、それに州の補償が上乗せされます。彼らは基本給が安くチップに依存する給与体系なので、お店がオープンしてもテーブルは距離を置いて間引かれてますし、以前よりもかなり落ちるはず。それだったら職場に戻らず休業補償を貰い続けた方が良いというわけです。日本とは真逆の問題が発生してますよね。このコロナ騒ぎで人々は人が密集する空間に恐怖感を抱くようになったので、レストランの席が満席に埋まる状況はまだかなり先になるのではないかな。カナダの場合、今回の臨時休業補償の額はうまくバランスが取れてるように思いますね。