ひぐらしカメラ 2

カナダのビクトリアに居住。写真、音楽、釣り、映画。

Whale watching

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Sony A7 II + SMC Takumar 135mm 3.5

 

 

久し振りに撮った定点観測シリーズ。さて、実はここ最近、海で鯨を目撃することが多くなりました。カメラをのぞいていると、海上に鯨が潮を吹くのが見えるのですよね。潮を吹いた後に、大きな尾ひれが見えたりダイブする姿が現れたりします。小型のシャチか、大型のハンプバックなどの2種類に分かれていて、日によって違いますね。以前は滅多に見れなかったのですけど、クルーズ船の入港がこのコロナ騒ぎで完全に無くなったせいで、鯨の行動ルートが変わったためと言われています。クルーズ船は市内の経済を支える大きな糧なので、飲食店などはこのコロナ騒ぎ以降、苦しい経営が続いており、本当に気の毒なのですけど、クジラなど海洋生物にとっては暮らし易くなってるのかも知れません。

 

市内にはホエール•ウォチングをするツアー会社も多く、その手の会社は鯨の通り道やポイントを把握しているようです。私はツアーに参加したことがないのですけど、小型の鯨か、大型の鯨かは別にして、ツアーに参加すれば、大体、鯨を見ることが出来るらしいです。私が散歩中などに鯨を見つけると、大体、2、3隻のツアー船が鯨の周辺に集まってきています。魚探などレーダーで鯨を捕捉しているのでしょうね。ただ今は保護上の規制が厳しくなって、以前ように鯨のすぐ側にボートを寄せることは出来ないみたいで、ある程度の距離は離れる必要があります。

 

ビクトリアはホエール•ウォチングのツアーに参加しなくても、実は鯨を見るチャンスはあります。ハーバーの中は無理ですけど、運が良ければダラスロードなど開けた海の遊歩道などからも十分に見ることが出来ます。ただコツがあって、それは海上に高く上がる鯨の潮をまず探すことですね。海が凪いでる時がやはり見つけやすいかな。一度、噴水のような柱を海上に見つけたら、その周辺を注視していると、大きな尾やダイブする姿を見れる確率が高いです。私は一度だけ、大型鯨の全身が完全に海上に出たダイブを目撃したことがありますが、あれは興奮しました。小型でも双眼鏡があると、より見つけやすくなると思います。

 

 

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Sony A7 II + SMC Takumar 135mm 3.5

 

 

 

 

最近、チャーリー•パーカーを真面目に聴いてます。へっぽこギター練習の一環で、何とかビバップのフレーズの欠片でも耳に馴染んでくれればという思いなのですけど、パーカーのフレーズは圧倒的で、もう、取り付く島もない感じ。単純にフレーズが速すぎて、追いつかないというのはあるのですけど、その速いフレーズの全てが歌になってるのが凄い。もう、やっぱり天才ですね、この人。チャーリー•パーカーの音源は音が悪いのが多いので、ちょっと敬遠していたところがあったのですけど、もう音質とか、関係ないですね。暫くはパーカー漬けになりそう。

 

 

 

Collage #9

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Sony RX100

 

最近始めたCollageシリーズ、遡って眺めてみると、かなり迷走しておりますね。クォリティもバラバラですし、このような習作の吐き出しは見苦しい部分もあるのですけど、これが案外に自分の為にはなっているようです。ああ、この時点では、こんなことにトライして満足しているとか、ここでは細部に囚われすぎて、全体を見失っているとか、時間を置くことで見えてくる部分が多々あります。なかなかストレートに思い描いた地点へ行けない訳なのですけど、それは仕方がないことですね。思い描いた地点と言っても、それはクリアに見えてるものではなくて、モヤっとした霧に包まれてますから、ひとつ、ひとつ、アイデアを潰していく作業を通じて、見えてくるような気がします。凡人は愚直に時間を重ねて行くしかありませんね。才能の溢れる人というのは、この到達地点が写真のように見えているのかもしれません。そんな私でも今の時点ではっきりと分かるのは、やはり日本の伝統的なアートへ帰って行きたい、ということでしょうか。今後、どのように変わっていくのか、楽しみながら自分自身を見て行きたいと思ってます。

 

 

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Sony RX100

 

 

 

最近、見つけたジャズの番組で、高野雲さんという方が毎回分かり易くジャズを切り取ってくれます。ご本人もベースプレーヤーということで、ミュージシャンサイドから音楽的にジャズを俯瞰し、解説してくれるのが嬉しい。ジャズ批評家という人種は一種偏狭な人が多いのですけど、この人の頭はとても柔軟です。なんせYMOが大好きと公言してますからね。ちょっと珍しいジャズ評論家。それとプラモデルが好きみたいで、タミヤの戦車シリーズを作っては別のプラモ•チャンネルに定期的にアップしている模様です。塗装の腕前はなかなかでした。タミヤの1/35戦車シリーズ、私も昔よく作ったなぁ。

 

 

 

 

 

 

Collage #5

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Sony RX100

 

それぞれの写真素材にマスクを切り、壁土のテクスチャの上にレイヤーとして重ねていきます。オブジェクトのサイズやポジションで画面構成のリズムを探ります。バランスが取れた瞬間に画面から心地良いハーモニーが聞こえてきます。その心地良さはもっと強くならないか、より印象的にならないかと煮詰めていく作業はなかなか楽しいもの。ちょっと楽器の演奏に通じるものがありますね。私は2年程前からふっと思い立ってジャズギターを練習し始めたのですけど、例えばドミナントモーションの進行のアドリブ中に、オルタードの緊張感のあるフレーズからうまく解決、着地できたときの「快感」。それに通じるものを感じます。ひとつのイメージを最終的に仕上げるためには、コンポジションに於ける「快感」、カラーバランスに於ける「快感」などを積み重ねていく必要があります。もし制作しているイメージで「快感」を感じないのであれば、それは何かが間違っています。そんな時は、積み上げた積み木を一旦バラして、最初から「快感」の存在を確認していくことが大切かと思います。

 

 

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Sony RX100

 

 

  

最近、Youtubeでジャムトラックと言う分野の動画を良く散見します。これは自分で楽器のアドリブを練習するというか、楽しむためのバッキングトラックなんですね。例えばラテンロック風でキーがAmなら、マイナースケールやAmのペンタトニックスケール一発でアドリブが弾けるというわけ。あなたは簡単にカルロス•サンタナの気分になれます。私もコンピューターでのイメージ作業で疲れたときは、このジャムトラックに合わせてギターを弾いてます。下手なんですけどね。でもなかなか楽しいです。

 

 

 

 

 

 

Collage #4

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Sony RX100

 

 

 

 

 

 

 

メラニー•フェイは暫く前から注目していた若手のギタリストなんですが、このビデオの演奏は涙もの。ジミヘンが生きていたら、さぞかし喜ぶことでしょう。指弾きから紡ぎ出す独特のビブラートに乗せて、彼女のエモーションが溢れ出ています。一見地味目なのですが、彼女は誰かのスタイルを土台にしている雰囲気は全く無くて、彼女だけのものです。どうやらゴスペル音楽がまずあって、そこにR&Bやソウル、ジャズのフレーバーを塗してる感じでしょうか。昨今、圧倒的なテクニックで弾きまくる若手のギタリストは多いと思うのですけど、自分の内面を表現するだけの必要十分な技術さえあれば、それだけで圧倒的な存在感を見せつけてくれるのですよね。コードワーク、メロディ、甘いギタートーン、どれをとっても彼女独自のスタイル。アムバムはまだ出ていないようですけど、早く聴きたいな。