ひぐらしカメラ 2

カナダのビクトリアに居住。写真、音楽、釣り、映画。

Whale watching

f:id:matsu2012:20210411023112j:plain

Sony A7 II + SMC Takumar 135mm 3.5

 

 

久し振りに撮った定点観測シリーズ。さて、実はここ最近、海で鯨を目撃することが多くなりました。カメラをのぞいていると、海上に鯨が潮を吹くのが見えるのですよね。潮を吹いた後に、大きな尾ひれが見えたりダイブする姿が現れたりします。小型のシャチか、大型のハンプバックなどの2種類に分かれていて、日によって違いますね。以前は滅多に見れなかったのですけど、クルーズ船の入港がこのコロナ騒ぎで完全に無くなったせいで、鯨の行動ルートが変わったためと言われています。クルーズ船は市内の経済を支える大きな糧なので、飲食店などはこのコロナ騒ぎ以降、苦しい経営が続いており、本当に気の毒なのですけど、クジラなど海洋生物にとっては暮らし易くなってるのかも知れません。

 

市内にはホエール•ウォチングをするツアー会社も多く、その手の会社は鯨の通り道やポイントを把握しているようです。私はツアーに参加したことがないのですけど、小型の鯨か、大型の鯨かは別にして、ツアーに参加すれば、大体、鯨を見ることが出来るらしいです。私が散歩中などに鯨を見つけると、大体、2、3隻のツアー船が鯨の周辺に集まってきています。魚探などレーダーで鯨を捕捉しているのでしょうね。ただ今は保護上の規制が厳しくなって、以前ように鯨のすぐ側にボートを寄せることは出来ないみたいで、ある程度の距離は離れる必要があります。

 

ビクトリアはホエール•ウォチングのツアーに参加しなくても、実は鯨を見るチャンスはあります。ハーバーの中は無理ですけど、運が良ければダラスロードなど開けた海の遊歩道などからも十分に見ることが出来ます。ただコツがあって、それは海上に高く上がる鯨の潮をまず探すことですね。海が凪いでる時がやはり見つけやすいかな。一度、噴水のような柱を海上に見つけたら、その周辺を注視していると、大きな尾やダイブする姿を見れる確率が高いです。私は一度だけ、大型鯨の全身が完全に海上に出たダイブを目撃したことがありますが、あれは興奮しました。小型でも双眼鏡があると、より見つけやすくなると思います。

 

 

f:id:matsu2012:20210411023145j:plain

Sony A7 II + SMC Takumar 135mm 3.5

 

 

 

 

最近、チャーリー•パーカーを真面目に聴いてます。へっぽこギター練習の一環で、何とかビバップのフレーズの欠片でも耳に馴染んでくれればという思いなのですけど、パーカーのフレーズは圧倒的で、もう、取り付く島もない感じ。単純にフレーズが速すぎて、追いつかないというのはあるのですけど、その速いフレーズの全てが歌になってるのが凄い。もう、やっぱり天才ですね、この人。チャーリー•パーカーの音源は音が悪いのが多いので、ちょっと敬遠していたところがあったのですけど、もう音質とか、関係ないですね。暫くはパーカー漬けになりそう。