Dry Rose
今回の室内撮影は薔薇のドライフラワー。Camera lawでの現像の段階でモノトーンにしてみたらカラーよりも雰囲気がよかったので、そのままモノトーンで仕上げてPhotpshopでは何もいじってません。コントラストをやや弱めて、中間トーンをメインにして柔らかい印象に調整。私はコントラストのキツいモノクロ写真を苦手としてるので、大体モノクロはこんな感じのトーンですね。
さて、私が室内で花を撮る際、そのクリエイティビティの支えになっている写真家が二人います。私に大きな影響を与えたこの二人は、すでに故人なのですけど、アーヴィング•ペンとロバート•メイプルソープ。ペンは出来るだけ花に寄ってそのリアリティを追求してますし、メイプルソープは花瓶や室内のセット、外からの光などの要素を絡めて撮影してます。
二人が共通しているのは、シンプルで力強い画面構成。余計なものを削ぎ落としたミニマルなスタイルの画面からは、花の生命力だけが際立って湧き上がって来るようです。花を撮ることが好きな人なら、この二人から学べることは本当に多いと思いますよ。それぞれの代表的な写真集をご紹介します。
Today’s Music 70 | Pat Martino
ジャズ界の巨人たちが一人、また一人と去っていく中、パット•マルティーノはいまだに現役で演奏活動をしているようですね。(75歳らしい)パット•マルティーノはウェス•モンゴメリーの影響がとても強くて、彼のトリビュートアルバムも出しています。Four on Sixはウェスの代表的な曲ですけど、パット独特の流れるようなスピード感溢れるフレーズがこの曲にぴったり。私自身はウェスのオリジナルよりもこのパットのヴァージョンを聴くことが多いです。