Spider Web
Today’s Music 121 | Gary Peacock
ゲイリー•ピーコックが亡くなったとか。長年、キース•ジャレットのトリオで活躍してきたベーシスト。骨太でいながらクリアな音質がとても好みでした。チャーリー•ヘイデンも数年前に無くなってますし、ベーシストのレジェンドたちが次々と姿を消してます。ロン•カーターは大丈夫かな。
Mamiya M645 #6
久しぶりのサンフランシスコに住む息子からの中判フィルム定期便が送られてきました。ビーチ周りの写真から発展させて、その周辺の風景も撮り始めたようで、なかなか面白い展開になってきてます。それでも一貫したイメージが貫かれているのは、やはり中判フィルムの独特な描写とミニマルな視点が土台にあるからでしょうね。親子だからなのか、彼と私の写真の視点は非常に近いと思います。最近、彼はフィルム用のコンパクトカメラを手に入れたとか。CONTAX T2というカメラで35mmの固定レンズが付いているのですが、このカメラの写りが良いのは有名な話。彼の話だと、マミヤはとんでも無く重く気軽に持ち運べないので、写りの良い小さなカメラを探していたのだとか。なかなか良い選択だと思いますけど、でもこの辺りに入ってしまうと、もう「フィルムのライカ」の道へ足を踏み入れそうな雰囲気。私の予想では、あと1年くらいかな。(笑)
Today’s Music 119 | in common 2
Saturna Island #2
Today’s Music 118 | gogo penguin
Saturna Island
ガルフアイランズ諸島のサトルナ島へ日帰りで出掛けてきました。以前ガリアノ島を訪れた際、サトルナ島には鯨が観れる岬があるということを聞いており、是非、訪れて見たいと思っていたのですよね。サニッチのフィリー乗り場から1時間10分ほどで到着、そこからイーストポイントと呼ばれる島の先端まで30分ほどのドライブ。イーストポイントはトンがった岬なので超広角で海峡が見渡せます。ちょうど鯨をリサーチしているボランティアの方がいたので、少し話を聞きました。例年、大型の鯨が見られるのは6月がピークとのことで、今は若干のオルカと、多くのイルカが見られるとか。この岬には2時間ほど居たのですけど、少数のイルカの群れを見ただけで、残念ながら鯨やオルカは見ることがかないませんでした。次回は大型の鯨を直近で見られる6月に是非、来て見たいです。このイーストポイントには古い灯台の建物が残っており、これが妙にアンドリュー•ワイエスの絵を彷彿とさせるイメージで気に入りました。
Cityscape
久しぶりにダウンタウンを散歩。海外からのツーリストは相変わらず制限されてますが、カナダ国内のツーリストが普通にやって来ている模様です。外にテラスのあるレストランには人が座ってますし、観光用の馬車なども普通に運行しているようです。市内の車の量は普段に戻ってる雰囲気ですし、学校も新学期から登校予定とか。マスク着用は普通の光景として人々に受け入れられたようですし、新型コロナを受け入れながら暮らしを元に戻そうとする流れを感じます。近い将来ワクチンが実用化されれば、あの時のコロナ騒ぎは大変だったね、と過去を振り返る時が来るのかも知れません。
コロナ騒動はひと段落した感があるのですけど、市内では違う問題がとりただされてます。それはどんどん増えるホームレスで、その多くは麻薬中毒者。ビクトリアはカナダで最も温暖なシティということで、カナダ中からホームレスが流れ込んでくるのだとか。市がホテルを購入し、彼らに住む場所を与えたり、市の予算で携帯電話を300台購入し、彼らに渡したりとか、至れり尽くせりなんですね。で、どんどん増えるホームレスは公園にテント村を増殖させて、その周辺には麻薬の注射針が落ちていたりして危険な状態です。市民からの不満も膨らみ、市と住民の話し合いが頻繁に行われるようになってます。現在の市長は、ホームレスには寛容な政策を取ってますが、一般市民との軋轢が浮上してきました。ローカルな新聞では連日この問題が報道されてます。どうなりますか。