Orchid, High key
題材も構図も今ひとつパっとしない素材を料理するときに、トーンを極端に暗くしたり、明るくしたりしてみると視界がパッと開く瞬間があります。元画像から大きく離れるので、もちろんバランスを崩すわけですけど、要は違う着地点できちんと写真を成立させればいいわけです。本来は撮る段階で、そういうイメージが見えると良いのでしょうけど、まあ、それがなかなか難しい。ただそんな方法があると知ってるだけでも、大きな違いとなります。
デフォルトのRawファイル。やはりこれがあったほうが分かりやすいですよね。
Today’s Music 43 | Kinga Glyk
近年、女性プレーヤーの進出には目を見張るものがあります。Kingaはポーランド生まれで、まだ二十歳そこそこみたいですけど、ジャコ•パストリアスのドナ•リーを完璧にコピーしてます。ドナ•リーはチャーリー•パーカーによって作曲されたビ•バップ期の有名な曲で、ジャコ•パストリアスは1976年のソロ•アルバムで収録してます。
私は大学生の頃にこの曲をコピーしようとしたのですけど、最初の10秒ほどであっさり挫折しました。なので彼女がどれほど凄腕なのか、よく分かります。他のビデオも見たのですが、スラップ奏法は一切やらず、ジャコ的な早いパッセージで弾きまくるのを得意としている様子。きっとジャコ•パストリアスは彼女のアイドルなのでしょうね。