Rose
室内で花を撮る時は、マクロニッコールの55mmとノクトン25mm(換算50mm相当)の両方で押さえてます。カメラのセンサーサイズも違うのですけど、それに加えてレンズのキャラクターが全く異なるので、出てくる絵が大きく違ってきます。その違いが作品の幅になってよろしい、という判断。単純に言うと、レンズの解放絞り値の違いが大きいと思います。
マクロニッコールが2.8、ノクトン25mmが0.95ですが、撮影では花の部分の描写を考慮しどちらも1段ほど絞ってます。描写の印象ですが、マクロニッコールの絵は非常に端正で優等生的、私情を挟まない公僕の人って感じ。ノクトンはもっと自由で奔放ですね。マクロニッコールは寄りよりも少し引いて全体の佇まいを見せる方が特徴を引き出せますし、ノクトンは逆に寄った方が持ち味が出るようです。
この2本のレンズの性格はちょっと両極端なので、間を埋めるレンズがないかな..と探してました。で、一昨日、eBayでポチったのがSuper Takumar 50mm 1.4。最短撮影距離0.45mらしいので、マクロ•ヘリコイド付きアダプターも念のため購入。たぶん描写としてはノクトンに近い雰囲気なのではないかと予想してます。レンズが届いたらテストしますね。ま、eBayなんで購入したことを忘れた頃にやって来るはず。