Fisherman’s wharf #1
フィッシャーマンズ•ワーフは市内のハーバーのひとつで、フィッシュ•マーケットや多くのレストラン、またウォーターハウスの一画もあり、ビクトリアでは有名な観光スポットです。昼間は観光客がゴッタ返しているのですが、早朝は人気もなくとても静かで、ゆっくり写真を撮るには最適。現場に着いたらのは朝6時過ぎで、丁度いい薄曇りの柔らかい光がハーバーを包んでました。順次、現像して3回ほどに分けてアップしていこうと思います。
Today’s Music 15 | Bill Evans
ビル•エバンスのあまりに有名な曲なので、今さら説明の必要もないでしょう。私がこれを取り上げたのは、ベースのスコット•ラファロの映像が珍しかったからです。この時期、ラファロはエバンス名義の4部作を録音し、そのすぐ後に25歳で交通事故死してしまいます。
スコット•ラファロは私の最も好きなベーシストの一人ですが、彼のベースはとてもリリカルで単に低音部のサポート楽器というポジションを超えて、メロディ楽器の側面も持っていました。ベース•ランニングしながらエバンスのフレーズに素早く反応し、ハイトーンでフレーズを返すようなインタープレイが随所で見られます。ビル•エバンスが彼を失ったとき、しばらく立ち直れなかったと言われています。ラファロのベースはエバンスのピアノを挑発し刺激を与え、もっと高みへ登るために、絶対に必要なものだったからです。