ひぐらしカメラ 2

カナダのビクトリアに居住。写真、音楽、釣り、映画。

Square #2

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Sony A7 II + SMC Takumar 135mm 3.5

 

部屋の端から窓際を135mmで撮影。下がオリジナルで上が正方形にトリミングしたものです。光のバランスが良くオリジナルでも写真が成立しているとは思いましたが、思い切ってテーブルと花をカットしてトリミング。これがミニマルな写真としてイケてるかと言えば、まあ、個人差はあると思います。私の中では辛うじてイケてるという判断なんですけどね。こういう遊びは案外に構図の勉強になってるようで、私としては暇を見つけてやって行きたいと思ってます。ギターのスケールを何度も繰り返して練習してると、ある日、指板全体のスケール配置が俯瞰で見えてくる時があります。構図の理解って、多分、それに近い感覚で、訓練して次第に見えてくるものじゃないかって、気がするんですよね。違うかな。

 

 

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Sony A7 II + SMC Takumar 135mm 3.5

 

 

 

 

Today’s Music 75| Tower of Power

 

Tower of Powerはサンフランシスコのファンク•バンドで1973年にデビュー。以来メンバーの変更を繰り返しながらも、現在まで活動を続けています。強烈なホーンセクションとタイトなリズムセクションが織りなすグルーヴ感は独特で、アップビートの曲とソウルフルなスローなバラードを交互に繰り返す演奏が特徴。私は学生時代はベースを弾いていたので、フランシス•ロッコ•プレステアをよくコピーしていました。仲間うちではポコポコ•ベースと呼んでいた彼のスタイルは独特です。一拍を4連で弾きながら左手で弦はミュートされてるのでポコポコと聴こえるのです。このポコポコ•ベースをしっかりとリズムキープしながらグルーヴ感を出すのはとても難しく、正確なタイム感が要求されます。

 

 

さてYoutubeで見つけた日本のベース女子Junaさんは、このフランシス•ロッコ•プレステアのプレイを完璧にコピーしています。彼女はフィンガー奏法だけではなくてスラップ奏法も滅法うまく、他のビデオではマーカス•ミラーの曲も軽くこなしているのでした。女の子にしては上手いなぁ、というレベルではなくて1級の男子プレイヤーも舌を巻くレベル。その証拠に世界中から賞賛のコメントが寄せられてます。彼女は女子だけのファンクバンドで演奏してますけど、ここでTower of PowerのWhat is hipをカバーしてます。このバンドはドラムもディビッド•ガルバルディみたいに叩いてまして凄い。ファンクな若い東京女子たち、本当に驚きました。