ひぐらしカメラ 2

カナダのビクトリアに居住。写真、音楽、釣り、映画。

Voigtlander Nokton 25m 0.95

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Olympus OM-D E-M10 II + Voigtlander Nokton 25m 0.95

 

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Olympus OM-D E-M10 II + Voigtlander Nokton 25m 0.95

 

今年A7IIを導入するまで、このNokton 25m 0.95とRX100だけで何年か過ごしてきました。私の写真活動休眠時代ですな。写真も滅多には撮らず、気がむいた時だけという感じでした。ほとんど外へカメラも持ち出さず、家に飾ってある花瓶の花をたまに撮ったりしてましたね。そんな写真欲の低下していた時期でさえ、このNokton 25m 0.95は、自分でもびっくりするような絵を出てくれるのでした。いつもでは無いのですけど、絞りの加減とボケ具合がうまく対象とマッチした時に、そのイメージは突然どこか違う次元にワープするのです。

 

絞り開放はスーパーファストの0.95ですが、開放で撮れる対象は滅多にありません。ま、撮れるんですけど、写真としてはキチンと成立しないわけでして。大体、絞ってある程度、描写のゾーンを広げてやる必要があります。ボケというのは描写を省略してるわけで、撮る側としてはその「描写」と「省略」のギリギリのバランスを取る必要があります。このレンズの面白さは、正にそこにあります。なので、どの絞りでどれだけ描写してくれるのかを、様々な条件で身体に事細かに教え込まないといけません。私は7、8年使ってやっとこのレンズの絞りと描写の関係を理解しました。いや、したつもりです。もしあなたが気に入れば、長く付き合えるレンズだと思います。マイクロフォーサーズで、取り敢えず一番ボケるレンズが欲しければこれにすれば間違いないです。使いこなすのはある程度時間がかかりますけど。え、マニュアルフォーカスは嫌だ?そんな戯言言わずにせっせと練習ですよ、すぐに慣れますって。

 

 

Today’s Music 4

 

Ayla Teslerは12,3才頃から自分のギタープレーをyoutubeに投稿していたアマチュア•ミュージシャン。自分もyoutubeでの音楽クリップ徘徊中に何度か、彼女のクリップを散見しました。音楽的才能があるのは一目瞭然でしたね。彼女、プロデヴューしたのか、どうかは分かりませんが、とりあえずギターメーカーの大手Fenderが彼女に目を付けて、新商品のプロモビデオに起用したのがこれ。

 

この新しいテレキャスターサウンドホールが空いてまして、どうもアコースティックとエレキギターの中間の音を狙ってる様子。Ayla嬢は、このギターの特徴をうまく生かしたオリジナル曲を提供してます。多重ループを繰り替えして、軽快に音の厚みを加えて行くのですが、ギターの刻みやリフはセンス抜群で、終盤のギターソロはなかなかの見ものですし、最後に出てくる彼女のボーカルもとても力強いです。この曲、とてもかっこよろしいので、時々、このビデオを見に来ます。彼女、この路線でアルバム出してくんないかな。

 

 

 

 

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