Wide lens

Sony A7 II + Macro-Nikkor 55mm 2.8

自分は縦位置で写真を撮るケースが割に多いですが、それはたぶん広角レンズをほとんど使わないためかと。広角レンズは横の広がりを強調出来るレンズなので、横位置の方がその効果を出しやすいはずです。持ってる数少ないレンズも、マクロも含めてほぼ50mm前後の標準レンズで、広角はズームレンズの広角側があるくらいでしょうか。自分にとっては標準レンズが一番扱い易くしっくりきます。

撮影中、広角レンズは幅広い情報を「押し込む」、標準から望遠レンズは情報を選択して「切り取る」という作業を無意識で行ってる気がします。私は「切り取る」方が好きなのかも知れませんね。ただ状況によって、例えば広大な海岸などでは「押し込む」方が自然ですし、実際に写真も絵になります。自分も手元にそれようのレンズがあればそのように撮ります。メキシコの海岸などではRX100の広角サイドばかり使ってましたし。

ただ最近、広角レンズを使いこなせるともう少し写真の幅が広がりそうだな、と考えてます。レンズを手に入れてしまえば、そのレンズが活きるロケーションに出向くようになるはずですし、普段の撮影パターンから抜け出すことも出来ます。というわけで単焦点の28mmあたりのちょっと味のあるオールドレンズを物色してます。絞って「押し込む」ためのレンズなので、そんなに明るいレンズは要りませんね。

Today’s Music 18 | Robert Glasper  

ロバート•グラスパーはジャズとR&B/ヒップホップの二股アーティスト。数年前にR&B部門でグラミー賞も取ってます。このビデオでは純粋にトリオでアコースティックなジャズをやってます。ハービー•ハンコックを最も鋭く繊細にした雰囲気で、一言でいうとエバンス系の流れのピアノ。多くのピアニストが「星影のステラ」を演奏してますけど、彼のステラにはびっくりしました。斬新で聴いていて鳥肌が立ってきます。